志望校は高く

本当に行きたいところを目指そう
早い時期から手堅い志望校にする人がいます。
「自分は偏差値55だから日大志望にしよう」
「D判定しかないから東大はやめて早慶志望にしよう」
確かに受験2週間前になって夢のようなことは言っていられませんが、冬前なら一番行きたいところを第一志望にしましょう。
ましてや春や夏なら、身の丈に合ってなくても全然背伸びして良いです。東大、京大どこでも良いです。
極端な話、特に行きたい大学がないって人は全員東大志望にしとけばOKです。
とは言っても「東大なんて無理だろ、ふざけんな」と思ってしまうのも無理もないのでもう少し詳しく解説します。
レベルの高い大学を目指した方が理由は主に理由は三つですね。
1、モチベーションが上がる
目標を高く設定することでやる気アップに繋がります。
ある人にとって、対して頑張らなくても行けそうなMARCHを志望するよりも、頑張れば手が届きそうな早慶を目標にする方が、勉強に対する意識が高くなります。
漫然と勉強するだけでは合格できないので、工夫して勉強したり、スキマ時間をぬって勉強するようになります。
また、目標が高い方が自己肯定感も高まりますよね。東大志望の受験生。かっこいいじゃないですか。
それだけで勉強モチベ、高まりませんか?
家族や友達などの周りの人も、あなたが東大を目指していると分かったら見る目が変わると思います。きっと応援もしてくれると思いますよ。
また、もしあなたが浪人生ならば、レベルの高いコースに入ることをお勧めします。
東大理系コースなど、あるとことはありますよね。
そのコースの人は当然意識やレベルの高いことが多いので、彼らから刺激を受けてモチベーションが上がりますよ。
どういうことかというと、当たり前の基準が普通の人よりも高いんです。1日10時間勉強するなんて、MARCHの人にとっては偉業かもしれませんが、東大コースの彼らにとっては大したことではありません。
その環境で頑張ることはきっとプラスにはたらくはずです。
2、志望校を上げるより、落とす方が楽
人間って意志が弱いものなので、すぐに楽な方へ流されます。
志望校を変更する時、レベルを上げるよりも下げる方が楽です。
例えば、日大から慶応に志望を上げようとします。
今までは日大程度の問題を正解できれば合格できる、と思って勉強してきたのを、慶応レベルの問題に対応しようとするのは難しいです。学力の基準が上がってしまうとかなりしんどいと思います。
反対に下げる分には、要求されるレベルが下がるだけなのでどうってことないでしょう。下げるのは一瞬でできます。
したがって、志望を下げるのを見越してでも、最初は高い大学を目標にすると良いでしょう。
もちろん、冬くらいまではまだまだ諦める時期じゃないので食らいついてくださいね。
3、参考書が充実している
志望校のレベルが高くなると、その大学に特化した参考書が多くなります。
東大、と名のつく参考書はかなり出回っていますよね。
過去問のラインナップもかなり豊富で、鉄緑会の東大の過去問集は大変充実しています。
早慶も参考書がたくさんありますよね。
参考書が充実していると勉強がしやすいです。独学にも向いているので、地方に住んでいる人で、周りに塾がない人でもイージーに勉強できます。
大学に入ってから実感しているのですが、参考書が充実していることって全然当たり前なことではないんです。
例えば、大学の電磁気の参考書で使いやすいものってなかなか売っていません。参考書探しから始まります。これがなかなか大変で、大学用の参考書って分かりにくいものが多いんです。
そのため、勉強以前の段階で足止めを食らってしまうのです。これじゃ、勉強のやる気も失せちゃいますよね。
だから、勉強するための道具が手軽に本屋で買えるのってとてもありがたいことなんです。その環境に感謝しなきゃいけません。
あとはあなたが勉強するだけです。なんて簡単なことなんでしょう。
今回は志望校は高い方が良いという理由を話してきました。
皆さんも目標は高くして行きましょうね。 以上です。