東大生ブログランキング 上級問題精講は東大志望にオススメ【東大生が参考書の感想を書く】 | 東大生の受験ジム

Just another WordPress site

上級問題精講は東大志望にオススメ【東大生が参考書の感想を書く】

2020/03/20
 
この記事を書いている人 - WRITER -
駒場太郎
高校3年生の冬、東京大学理科2類を受験するも大差で不合格。ここで初めて勉強に対する意識を変えることになりました。 浪人生となり河合塾に通うが、独学をベースとして東大の理科2類に合格しました。 現在はブログやYoutubeで情報発信しています。

どうも、駒場太郎です。

 

すっかり寒い季節になりましたね。

部屋で凍えながらこの記事を書いております。

 

さて、東大生の参考書評価のコーナーをやっていきたいと思います。

1浪の末に東大の理科二類に合格した経験をもとに参考書をレビューします。

 

今回紹介するのは上級問題精講です。

 

上級問題精講

 

難関大学を志望する受験生にとってはやや有名な参考書です。

かなりハイレベルな問題集といっていいでしょう。

 

よくネットに書かれている情報としては以下のものがあります。

 

青チャート一対一などの網羅系をこなした後にやる参考書」

やさしい理系数学スタンダード演習などとの選択でやる問題集」

 

おそらく、難関大学志望の受験生がこの記事を見ているでしょう。

そして、数学の問題集はやさしい理系数学スタンダード演習、そして上級問題精講

と迷っている人が多いかと思います。

 

ちなみに、やさしい理系数学については私はおすすめしていないので、

よかったら以下の記事を参照してください。

 

上級問題精講の特徴

 

それではスタンダード演習やさしい理系数学との違いはなんなんでしょう。

上級問題精講の特徴は以下の3点です。

 

① 問題の難易度は東大をはじめとした難関大学向けの標準〜ハイレベル

② 1A2Bと3に分かれていて、問題量はそれぞれ150題くらいでちょうど良い

③ しっかりとした解説、でもしつこすぎない

 

順に解説していきます。

 

問題の難易度は標準〜ハイレベル

 

上級、とだけあって難易度は高めです。

 

1A2Bはそうでもないのですが、3はかなり難しい。(1A2Bと3は分冊になっています。)

典型問題の解法は頭に入っていることが前提で、かなりの計算量が要求される問題が多いです。

そういう問題の出典は、だいたい東京工業大学。

3は東大に受かるには十分なレベルなので、数学でゴリ押したい人向けです。

どうしても難しい場合は、難問の横には☆印がついているのでそれらは飛ばしてOKです。

 

2冊とも難易度はやはり簡単とは言えないので、少し注意が必要です。

1A2Bを使う場合でも、青チャートや一対一などの網羅系によって、すでに基礎的な解法がインストールされている人が使うと良いです。

 

東大などの難関大学の受験生で、網羅系の問題集もこなした。でも、

「難問に手も足も出ない!」

って人にはぴったりな参考書だと思います。

 

問題量もちょうど良い

 

1A2Bで分冊になっています。

それぞれ150題ずつくらいなのでちょうど良いかと。

各分野10題ちょいですが、少なすぎるということはないと思います。

それなりに集中して取り組めば、だいたい1シーズン(秋のうちに、など)で終わらせることができます。

 

それでも、時間がない人。

そういう人は、上級問題精講は分野ごとに問題がまとまっているので、

苦手分野や頻出分野から順番にこなせばOKです。

 

解説は親切かつしつこすぎない

 

解説は別冊になっていないのが玉にキズですが、とても丁寧です。

数学力が中級の人でも理解できるように噛み砕かれています。

 

答えにたどり着けない人が、どこでつまずきやすいのかを著者が把握しているように感じます。

逆にやさしい理系数学はその点で大きくマイナスで、受験生を置き去りにしてる感ありです。

 

また、難しい参考書あるあるの、無駄に難しい学問的な背景コーナー(一部の数学大好きな人向け?)はありません。

この精講シリーズは「精講」というコーナーを売りにしているのかもしれませんが、上級問題精講はそのコーナーは控えめです。

でも、分量的にはその方ががちょうどよいかな、というのが正直な感想です。

 

詳しすぎず丁寧がこの本の素晴らしいところだと考えています。

 

こんな人におすすめ

 

ではどんな人がこの問題集を使えばいいのか。

 

数学って他の教科と比べると、演習量が大事になってくる教科ですよね。

英語や理科では暗記をするだけでもある程度すぐに成績が上がることも珍しくないですが、

数学は基礎を固めただけではまだ成績は上がりません。

演習によって「覚えた基礎を引き出す訓練」が非常に大切です。

タンスに服をいくら詰め込んでも、場所を把握していなければ着たい服をすぐには取り出せません。

 

そして、「数学には難問慣れ」というものがあります。

難関大学の数学の問題では、基礎をたくさん絡めて分かりづらい難問を作ります。

難問に対してどのようにアプローチしていくのか。

その思考法分かっていないとオロオロするだけで、鉛筆が止まります。

 

上級問題精講は、難問慣れをする意味ではとても役に立つ問題集です。

やさしい理系数学と違って解説が丁寧なので、

どのような思考法で正解にたどり着くのかを学ぶことができます。

 

この参考書は名前に上級と名前がついているため手が出しにくいのかもしれません。

でも、安心してください。

解説が十分に丁寧なので、目安としてはセンターで8、9割くらいを取れる人ならこの問題集に全然ついていけるはずです。

東大志望におすすめ

 

まとめると、丁寧でスタイリッシュ(分量も多過ぎない)な問題集であると言えます。

しかも、言うほど上級でもないので応用問題を解く上での足がかりになる。

 

難関大学(特に東大、東工大?)を志望する受験生にはぜひ手に取ってほしい一冊。

解説は分冊でないこと、3が無駄に難しいことが少し残念なので、

総合評価は星4つ☆☆☆☆です。

 

では。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
駒場太郎
高校3年生の冬、東京大学理科2類を受験するも大差で不合格。ここで初めて勉強に対する意識を変えることになりました。 浪人生となり河合塾に通うが、独学をベースとして東大の理科2類に合格しました。 現在はブログやYoutubeで情報発信しています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 東大生の受験ジム , 2019 All Rights Reserved.