理科、社会にハマる人は落ちる【東大生の受験戦略】

どうも、駒場太郎です。
この記事から難関大理系を目指す受験生に特化した記事も書きます。
どうぞ、楽しみにしててください。
今回皆さんに伝えたいことは、
英語と数学をおろそかにして、理科や社会などサブ教科をガチってしまう受験生は落ちます
ということです。
難関大の、特に理系の受験生は他の受験生と勉強のスタイルを変える必要があると思います。
なぜなら、勉強しなきゃいけない量が多いからです。
難関大の理系の志望って国公立を目指す人が多いですよね。
東大、京大を目指す人は英語、数学、理科2科目、国語の対策はもちろんのこと、
センターの勉強もしっかりやる必要があります。
特に、医学部志望はセンターの比重が高いですからガッツリセンター対策はしなくてはいけません。
こんな感じでやることが多いので、かなり効率的かつ戦略的に受験勉強をするべきです。
無駄の多い勉強スタイルは不合格に直結します。
今回は勉強する科目の比重について話します。
科目バランスについて
最初に、どこの大学志望に対しても言っておきたいことがあります。
それは勉強する科目バランスについてです。
受験は総合力勝負ですから、できるだけまんべんなく点数が取れるように勉強したいです。
例えば、数学が苦手で英語が得意だとしたら、英語の勉強を減らして数学の勉強時間を増やします。
ついつい得意教科は勉強時間が増えてしまいがちですが、ここは我慢してください。苦手科目の克服なくして受験は受かりません。
現実の他の世界では得意なことを伸ばすほうがよかったりもしますよね。
例えば、テニスの錦織選手は苦手なサーブは苦手なままで割り切って、
得意のストロークを伸ばすことで世界のトップレベルと張り合えています。
でも、受験って点数に限界がある上に、難問を正解しても易問を正解してももらえる点数は同じ。
全科目まんべんなく点数を取れる人が強いんです。
オールラウンダーを目指しましょう。
英語、数学が最重要
ただし、難関大理系志望の人はここからよく読んでください。
受験期の序盤は英語、数学を重視してください。
具体的には高3の8月までは英語、数学だけでOKです。
最悪理科は偏差値40とかでも大丈夫なので、
この2教科は誰にも負けないくらい強くなっといてください。
では、なぜ英語と数学が大事なのかを解説します。
英語、数学は短期間では伸びない
英語と数学って他の教科と比べて範囲が広いです。
しかも、これらは暗記をすればすぐに点数になるのではなく、ある程度慣れが必要な性質があります。
英語は、読むスピードやその精度が大事になってくるので、ある程度英文を読むこと慣れる必要ありです。
数学は、解放暗記をある程度してからは問題にどう切り込んでいくのかという経験がものをいう教科ですので、これもまたある程度の慣れが必要です。
したがって、この2教科は成績が上がるのも時間がかかるんですね。
ですので冬になってこれらが伸びていないからといって焦って勉強しても手遅れな場合が多いです。
反対に、理科は勉強すると割とすぐに成績が上がる傾向にあります。
これは範囲がそれほど広くないことと、高校の範囲ではひねった問題を作りにくいことが挙げられます。
配点が高いから
英語と数学を重要視している大学は多いです。
例えば、東京大学の理系は英語120点、数学120点なのに対して、理科はそれぞれ60ずつになっています。
つまり、これらの2教科は配点が物理や化学の2倍で設定されているということです。
したがって、東大では英語と数学が苦手な受験生は大変厳しい戦いを強いられることになります。
受験科目として採用されることが多いから
英語と数学って受験科目として使われていることが多いですよね。特に英語は。
ですので直前になって志望を変更したとしても、無駄になることは少ないです。
安心して勉強できますね。
まとめ
以上、科目バランスについて話しました。
まとめると、
・受験期序盤は英語、数学をガチるべき
・終盤になってから理科、社会にスパートをかける方が賢い
受験は戦略的にいきましょう。
今回はこの辺で、さようなら。